2024年08月03日
随分前に【レビー小体型認知症】について、ブログに上げました。
そこでも紹介したように、認知症の種類も原因も様々な物があります。
頭蓋骨の病気では、脳卒中後に発症するもの、神経細胞の数が減少していく病気によるもの、頭部外傷後に血が溜まる【硬膜下血腫】、そして頭の中に脳脊髄液という水が大量に溜まって起きる【水頭症】などがあります。
また、身体の病気ではホルモン異常、重症の肝臓病や腎臓病、ビタミン欠乏症、感染症などによるものがあり、他にも、薬によって認知症の症状が現れる事もあります。
これらの中で、ホルモン異常、肝臓や腎臓の病気、ビタミン欠乏症、感染症などの身体疾患によるものや、【硬膜下血腫】、【水頭症】などによるものは、元になる疾患を適切に治療する事で、認知症の症状が軽くなる可能性が大きく、治る認知症と言えます。
認知症を疑った場合、これらは治らないと決めつけず、一部には治る認知症もあるという事を認識していただければと思います。
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