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レビー小体型認知症

認知症には【アルツハイマー型認知症】・【レビー小体型認知症】・【前頭側頭型認知症】・【脳血管性認知症】と、いろいろな種類の認知症があります。

今回は【レビー小体型認知症】について簡単に説明したいと思います。

【レビー小体型認知症】

アルツハイマー型認知症に次いで多い認知症で、約20%を占めています。アルツハイマー型が女性の発症率が高いのに比べ、レビー小体型は男性の方が多く、女性の約2倍と言われています。患者さんの多くは70代、80代の方たちで75歳以上での発症が多いです。

脳細胞の中に『レビー小体』という物質が溜まる事で、脳が変性・機能低下する認知症です。

認知機能障害に加え、大きな特徴として幻視やパーキンソン症状なども現れます。

【レビー小体型認知症】の記憶障害は、主に再生機能障害です。覚える機能と保存する機能は保たれている為、「覚えているけど出てこない」という事がよく起こります。

【レビー小体型認知症】の進行は、他の進行性の認知症である【アルツハイマー型認知症】や【血管性認知症】に比べて早いのも特徴です。

 

参考までに・・・(〃▽〃)